この記事で解決できるお悩み
- コンビニ食でも脂質制限ダイエットはできるの?
- そもそも何を買えば良いか分からない
- 買うものは分かったけど、メニューの組み方が分からない
このようなお悩みを解決する記事を書きました!
結論から話すと、コンビニの商品でも脂質制限を行うことは十分可能です。むしろ最近は、ダイエット向きの商品が増えているので、自炊せずともダイエットを始めることができます。
本記事では、商品を紹介するだけではなく、そのあとのメニュー構成まで、深く解説している内容になっています。
本記事の信頼性
記事の前半では「セブンイレブンの低脂質商品」を紹介しつつ、記事の後半では「商品のメニュー構成」について具体的に解説します。
この記事の内容を理解すれば、コンビニ商品でのダイエットだけでなく、他のダイエット方法にも応用できるようになりますよ。
今回はセブンイレブンの商品をご紹介します。
コンビニ食でも脂質制限ダイエットは可能
ダイエットは自炊中心と思われがちですが、商品選びと組み合わせさえ抑えていれば、コンビニ食でも全く問題ありません。
大事なことは、「必要な栄養素をいかに摂取できるか」なので、その点は自炊だろうとコンビニだろうと関係ないんですよね。
自炊よりもお金はかかりますが、コンビニ食のメリットはなんといっても「楽ちん」に尽きるので、時間と労力を買っていると思えばいいかなと思います。
ただ、脂質制限に限らずダイエットを始める前に知っておくべき情報があります。それが、摂取カロリーとPFCバランスです。この内容は後半で解説しますね。
なお、ここでいう低脂質とは、脂質量が10g以下の商品と定義します(一部例外あり)。
低脂質商品をご紹介【セブンイレブン版】
脂質制限ダイエットは、糖質とたんぱく質をメインにお食事を組むダイエット方法。
以上のことから、ここでは主に、糖質とたんぱく質に分けて低脂質商品をご紹介します。最近では「脂質制限向きのお弁当」も販売されているので、併せて載せておきますね!
たんぱく質
焼鳥炭火焼(製造休止中:2021年10月時点)
オススメ第1位は「焼鳥炭火焼」
この商品はダントツでオススメする商品。
脂質量が10g以下を下回っている上に、たんぱく質量が29.4gと、完全に脂質制限ダイエット向きの商品ですね。
気になるお味ですが、ほどよい甘ダレがお肉に絡まり、お米との相性が抜群ですよ!おかずとしては申し分ないと感じますね。迷ったらこれ!という一品です。
栄養成分
・糖質=7.1g
・脂質=9.4g
・たんぱく質=29.4g
・カロリー:233kcal
※実はこの商品ですが、セブンの店員さんいわく、コロナ関連の影響で製造が休止中だそうです。製造が再開される可能性もあるので、念のため載せてあります!
ほっけの塩焼き
オススメ第2位は「ほっけの塩焼」
ほっけのような白身魚は低脂質でたんぱく質量が多いことが特徴的ですね。身が引き締まっているため、シコシコした食感を楽しむことができます!
たんぱく質量が多いので、ダイエット中には一役買う食品です。なお、焼き魚シリーズは、コンビニ各社の中でセブンイレブンがダントツで品揃えが多いですよ。
栄養成分
・糖質=0.6g
・脂質=8.9g
・たんぱく質=18g
・カロリー:155kcal
銀鮭の塩焼き
オススメ第3位は「銀鮭の塩焼」
鮭は季節や種類によって、「脂の乗り」に違いがありますが、セブンイレブンの「銀鮭の塩焼」は非常にさっぱりとした味わいでした。
あらかじめ、しょっぱい味付けがされていますが、ポン酢をかけるとより美味しくいただけますよ(^ ^)
栄養成分
・糖質=0.4g
・脂質=8.8g
・たんぱく質=15.1g
・カロリー:141kcal
チキンバー
オススメ第4位は「チキンバー」
こちらはセブンイレブンの新商品です。たんぱく質量は驚異の20g!この商品の特徴は、チキン特有のパサパサ感が少ないという点になります。
パサパサ感が少ない分、非常に食べやすいんですよね。味付けもスモークペッパーの胡椒の効いた感じでめちゃくちゃ美味しい。
一食のたんぱく質量が少ない場合の足しにしたり、間食としても活用できる便利な商品です!
栄養成分
・糖質=0g
・脂質=1.3〜2.6g
・たんぱく質=20.2g
・カロリー:100kcal
ちくわ
オススメ第5位は「ちくわ」
実は、ちくわは脂質がめちゃくちゃ低くて脂質制限ダイエットに向いているんですよね。
手軽に食べられるので、間食で使いやすいかなと思います。
栄養成分(5本当たり)
・糖質=17.6g
・脂質=2.2g
・たんぱく質=14g
・カロリー:148kcal
プロテイン
オススメ第6位は「プロテイン」
いわずもがな、今やコンビニの定番商品になっていますよね。基本的にプロテインは脂質が低めなので、脂質制限ダイエット中は問題なく飲めます。
プロテインの特徴は、なんといっても”楽ちんにたんぱく質摂取ができる”点。咀嚼する必要がないので、忙しい時に特に活躍します。
栄養成分
・糖質=10.6g以下
・脂質=0g
・たんぱく質=15g
・カロリー:102kcal
糖質
ごはん
オススメ1位は「ごはん(白米)」
レンジでチンをするタイプのお米ですが、味は炊いたお米と遜色ありません。
1パックあたりの値段は約97円。おにぎりよりコスパは良いですね。玄米タイプも一部の店舗に置いてありますが、その場合は玄米タイプを選びましょう!
白米でもダイエットをする上ではさほど影響はありません。ただ、玄米は白米に比べてGI値が低く腹持ちが良いので、よりダイエット向きなんですよね。
※GI値→食後血糖値の上昇度を表す値のこと。
栄養成分
・糖質=66.24g
・脂質=0.5g
・たんぱく質=4.5g
・カロリー:302kcal
おにぎり
オススメ第2位は「おにぎり」
おにぎりは、手軽に糖質が摂れる点がメリットです。具材にもいろいろな種類がありますから、飽き防止にも繋がります。中でも、脂質制限中であれば、「昆布」「おかか」「うめぼし」あたりの具材が入っているおにぎりがおすすめですよ。
唐揚げやベーコンなどを具材として使っているおにぎりもありますが、脂質が高いので避けましょう!有名なシーチキンおにぎりも、脂質がわりと高めなので脂質制限では好ましくありません。
栄養成分
・糖質=31.3g
・脂質=1.1g
・たんぱく質=4.1g
・カロリー:160kcal
干しいも
オススメ第3位は「干しいも」
干しいもは、GI値が低いのが特徴。セブンイレブンの干しいもは角切りタイプなので、仕事の合間に間食として食べやすい商品です。ただ、おいしくて食べやすいため、食べ過ぎにはご注意ください笑!
栄養成分(100gあたり)
・糖質=66g
・脂質=0.6g
・たんぱく質=3.1g
・カロリー:303kcal
ざるそば
オススメ第4位は「ざるそば」
麺類の中でも「そば」に関しては、食物繊維やビタミンBが豊富なので、ダイエット中に食べても問題ないです。脂質もほぼゼロですからね。
ただ、天ぷらや脂質の高いお肉などがセットになっているそばについては例外です。そういった「付け合わせの品」によって、脂質が高くなっているので、ざるそば単体の商品を選びましょう。
栄養成分
・糖質=62.2g
・脂質=1.5g
・たんぱく質=15g
・カロリー:303kcal
たんぱく質+糖質
たんぱく質が摂れるグリルチキン弁当
オススメ第1位は「たんぱく質が摂れるグリルチキン弁当」
このお弁当は、SNSでも話題になりました。それもそのはず、「栄養成分」がものすごく優秀なんですよね。たんぱく質が45.9gで脂質が12.1gなので、低脂質の部類に入るお弁当と言えます。
基本的にコンビニのお弁当は、脂っこいお肉を採用していることが多いので全体的なカロリーが跳ね上がる傾向がありますが、このお弁当はサッパリとした鶏もも肉を使っているため、「460kcal」という低カロリーを叩き出しています。
栄養成分
・糖質=39.7g
・脂質=12.1g
・たんぱく質=45.9g
・カロリー:460kcal
たんぱく質が摂れるほっけの一夜干し弁当
オススメ第2位は「たんぱく質が摂れるほっけの一夜干し弁当」
こちらのお弁当も、上記で紹介した「グリルチキン弁当」と同じシリーズで販売されました。セブンイレブンはダイエット向きの商品開発に注力している印象なので、ダイエッターにとってはありがたいですね!
肝心の栄養成分も驚きでして、たんぱく質が46.3g、脂質が10.8g、一食あたりのカロリーは481kcalになります。味についてですが、普通においしかったです笑。
普段、高カロリーな唐揚げ弁当などを食べている方はこちらのお弁当に置き換えるだけで、カロリーカットに繋がりますよ。
栄養成分
・糖質=47.7g
・脂質=10.8g
・たんぱく質=46.3g
・カロリー:481kcal
低脂質メニューの組み方をご紹介【セブンイレブン版】
さて、低脂質の商品が分かったところで、下記のような疑問が浮かびませんか?
- 1日にどれくらいの量を食べればいいの?
- どんな組み合わせでメニューを組めばいいの?
上記の疑問を解消するために、女性を例にして具体的なメニューをご紹介します。
なお、メニューをつくるにあたってカロリー計算が必要になりますが、あすけんという無料アプリを使えば問題ありません。こちらについては後半で解説しますね。
女性を例に解説!
A子さんの情報 目標摂取カロリー ※栄養素ごとのカロリー:たんぱく質(4kcal /g)・脂質(9kcal /g)・糖質(4kcal /g)
・1400kcal
PFCバランス
・たんぱく質(P)=105g(30%)
・脂質(F)=31g(20%)
・糖質(C)=175g(50%)

脂質制限ダイエットに最適なPFCバランスは、たんぱく質(30%)・脂質(20%)・糖質(50%)ですが、ダイエット方法によってこのバランスは異なります。
A子さんの目標摂取カロリーは1400kcal。
つまり、1400kcal /日を目指して、たんぱく質(105g)、脂質(31g)、糖質(175g)をコンビニの商品から摂取していくことになります。
以上の設定を踏まえて、セブンイレブンの食品でメニューを組むとこんな感じになります。
①朝食
ごはん+炭火焼鳥
・たんぱく質=29g
・脂質=9g
・糖質=60g
・カロリー:437kcal
②間食
ほしいも(1袋の3分の1)+チキンバー
・たんぱく質=20g
・脂質=1g
・糖質=40g
・カロリー:249kcal
③昼食
ごはん+ほっけの塩焼
・たんぱく質=18g
・脂質=9g
・糖質=60g
・カロリー:393kcal
④間食
ザバスプロテイン
・たんぱく質=15g
・脂質=0g
・糖質=10.6g
・カロリー:102kcal
⑤夕食
鮭の塩焼き
・たんぱく質=15g
・脂質=9g
・糖質=0g
・カロリー:141kcal
合計カロリー
★1日の合計(①+②+③+④+⑤)
・たんぱく質=97g(目標値:105g)
・脂質=28g(目標値:31g)
・糖質=191g(目標値:175g)
・総摂取カロリー:1404cal(目標値:1400kcal)
※小数点以下は四捨五入/※穀類等に含まれるたんぱく質量は除外
上記のとおり、実際の摂取量と目標値にズレがありますが、コンビニ食の場合は完璧に値を合わせることが難しいので、誤差は気にしないでOKです。
完璧に目標値に合わせようとしすぎると、達成できなかった時に罪悪感を覚えたり、ストレスを感じて続かなくなります。
数値はあくまで目安として捉え、気楽にやっていきましょう。
カロリー計算がめんどうなら「あすけん」が便利
ダイエットを成功させるにはカロリー計算が必須ですが、最初のうちはめんどくさいんですよね…。
そこで、「カロリー計算をやったことがない!」という人には、無料アプリのあすけんがおすすめ。
コンビニの食品名をアプリに入力すると、カロリーが自動的にアプリへ反映。ダイエット中の食べ過ぎを防ぐことができるので、ダイエットの成功確率がグッとアップしますよ。
あすけんをダウンロード(無料)して使ってみる↓
ご紹介した商品に固執しなくてもOKです
今回は、脂質制限中におすすめなコンビニ商品をご紹介しましたが、もちろん「これじゃなきゃいけない!」というものではありません。
例えば、パックのお米をおにぎりに変えても良いですし、ほっけの塩焼きを他のたんぱく食品に変更してもOKです。そこは摂取カロリーやPFCバランスを考慮しながら臨機応変に対応していただければと思います。
まとめ:気楽にやりましょう
今回はコンビニ食での脂質制限ダイエットについて解説しました。
「仕事や家事で忙しい」
「料理をするのが面倒くさい」
生活スタイルは個人によって違います。自炊はカロリーの調整がしやすいメリットがありますが、結構手間が掛かってしまいますよね。
ダイエットは続かないと意味がありませんので、自分のやりやすいやり方で行うのが吉です。
余裕が出てきたら自炊にも挑戦してみるくらいの気持ちで、ダイエットを頑張っていきましょう!コンビニ食はダイエットの基礎を学ぶ上でも、やる価値は大いにありますよ。
脂質制限中に外食も利用したい!とお考えの方向けの記事
合わせて読みたい
-
-
脂質制限ダイエット中はここで外食をすればOK【トレーナー厳選】
続きを見る