脂質制限ダイエット

脂質を抑えることが難しい時は4つの対策で乗り切ろう!

2021年7月28日

この記事で解決できるお悩み

  • 脂質を抑えることが難しい
  • 味や食感に飽きてきた
  • もっと簡単に脂質制限を続ける方法が知りたい

実はちょっとした工夫をするだけで、脂質を抑えつつ、負担のない食事を続けることができます。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、ダイエット専門ジムでパーソナルトレーナー歴3年ほど。これまで100名以上のダイエットに悩む方の指導をおこない、その人に合わせた提案を数多くしてきた経験があります。

 

人それぞれ難しいと感じる原因は違いますが、本記事では4つの原因にフォーカスし、対策を解説しています

 

この記事を読むことで、あなたが難しいと感じていた脂質制限が割と簡単に続けられるはずです。

 

脂質を抑えることが難しい4つの要因と対策

脂質を抑えることが難しい要因は様々ですが、トレーナーとして多くの人を指導する中で感じたことは以下の4つです。

難しい要因

  • ①脂質が高いたんぱく質食品を選んでいる
  • ②味や食感に飽きる
  • ③誰かが料理をつくってくれている
  • ④ガチガチにやりすぎている

では、順番に解説していきますね。

 

原因①:脂質が高いたんぱく質食品を選んでいる

脂質の摂取量が高くなってしまう原因は、取り入れているお肉やお魚などのたんぱく質食品の脂質が高いことが挙げられます。

 

しかし、ほとんどの場合、低脂肪のお肉やお魚などを取り入れることで脂質摂取量を落とすことができるんですよね。

 

事前に低脂肪なたんぱく質食品を知っておくだけでも、脂質制限ダイエットを簡単に続けることに繋がりますよ。

 

対策:低脂肪なたんぱく質食品を中心に食べる

低脂肪な食品をざっとまとめてみました。

低脂肪なたんぱく質食品

【肉類】
鶏ささみ肉
鶏むね肉
牛赤身肉
馬肉
【魚類】
たら
紅鮭
まだい
きはだマグロ
【貝類】
ホタテ
サザエ
赤貝
あわび
【甲殻類】
エビ
カニ
【頭足類】
イカ
タコ などなど。

基本的にお肉、お魚とわず、赤身の肉は低脂質です。

 

また、イカやタコなどの頭足類エビやカニなどの甲殻類ホタテやサザエなどの貝類も低脂質かつ高たんぱく。

 

まさに脂質制限向きのたんぱく質なんですよね。種類が豊富なので、たまには違う食品を取り入れることで飽きを防ぐこともできます。

 

スーパーなどに立ち寄った際は、ぜひ、お買い求めください。

 

原因②:味や食感に飽きる

低脂質のお肉は基本的にパサパサしているので、味気なくて飽きてしまうんですよね。

 

減量食ではブロッコリーとササミを食べるイメージが根付いていますが、一般的なダイエットや健康維持をする目的であれば、そこまでストイックな食事をする必要はありません

 

はっきり言うと、食事によるストレスが溜まり逆効果です。食事は続けることに意味がありますからね!

 

対策①:調理方法を変えてみる

飽きの原因となるお肉のパサパサ感を減らすには、調理方法を変えることで解決できます。

 

結論からお伝えすると、低温調理をオススメします。

低温調理とは

低温調理とは字のごとく、低温でじっくりと加熱調理をする方法です。

たんぱく質は、加熱してからおおよそ70℃に達する段階で変性が起こり、硬くなる特徴があります。

そのため、40〜60℃程度の温度でじっくり加熱していき、変性を防ぐことで、柔らかくジューシーな食感に仕上げることが可能です。

 

低温調理の方法は、鍋に水を入れてじっくりと加熱するだけですが、温度管理が割と難しいのが事実です。

 

しかし、温度管理と加熱を自動で行う低温調理器を活用すれば、手間と時間をかけずに調理が可能になります。

 

低温調理の簡単な流れ

  • 鍋に水を入れて、低温調理器をセット
  • ジッパー袋に入れたお肉などを水につけ込む
  • 調理時間と温度を設定
  • 調理完了

 

調理はこの4ステップを行うだけなので、時短かつ美味しい料理を手軽につくることができます。脂質制限をしている方は、ぜひ、低温調理にチャレンジしてみてくださいね!


対策②:調味料を変えてみる

調味料の変更は、飽きのこない食事をつくる上でかなり重要な要素です。僕がオススメする調味料はこちら。

おすすめ調味料

カレー粉
おろしにんにく
ぽん酢
トウバンジャン
熟成みそ
ケチャップ
ウスターソース
オイスターソース
コンソメの素
ラカント(人工甘味料)
みりん

調味料は基本的に脂質が低いので、脂質制限中は幅広く使うことができますよ。

 

原因③:誰かが料理をつくってくれている

誰かが料理を作ってくれている環境で脂質制限を行う場合は、ある程度工夫が必要になります。

 

「実家で親が料理を作っている」
「妻が料理を作っている」
「外食中心」

 

状況はいろいろですが、誰かと共存している生活だと脂質制限のメニューだけ作るわけにはいかないからです。

 

共存している全員が脂質制限をしようとしているなら話は別ですが、そうではないことがほとんどだと思います。

 

対策:脂質制限中だけ冷凍宅配弁当を利用する

一番手っ取り早い対策は、ダイエットの期間中だけ冷凍宅配弁当を利用することです。

 

冷凍宅配弁当とは、ダイエットや健康維持のために栄養管理されたサービスになります。宅配弁当はいろいろな種類がありますが、トレーナーの僕がオススメするのが「マッスルデリ 」の宅配弁当です。

 

ダイエット用のプランだと、一食あたりの脂質が15g以下に抑えられている上、めちゃくちゃおいしいのでオススメですよ。

 

実際に食べてみた感想を書いている記事があるので、参考になるかなと思います。
>>ダイエット用のマッスルデリを食べてみた!

 

原因④:ガチガチにやりすぎている

これは完璧主義の場合に起こりやすいことですね。

 

脂質制限で設定したカロリーやPFCバランスにドンピシャで合わせようとすると、精神的に疲弊してしまうことがあります。

 

「脂質の設定値を少しだけ超えてしまった…」こういったことはざらにあります。むしろ、完璧に数値を合わせることの方が難しいんですよね。

 

対策:おおまかな設定値だけ覚えておく

ダイエットは大雑把さも時には大切になります。なぜなら、厳密にやりすぎるとストレスになるからですね。

 

ダイエットにおける自分の摂取カロリーを把握して、それに近づける意識で大丈夫です。ストレスフリーなやり方が長期的なダイエットを続けるコツになります。

 

設定値があいまいな方はこちらを参考にしてください。
>>脂質制限ダイエットのやり方

 

まとめ:ちょっとした工夫で食事の負担が軽減できる

脂質はありとあらゆる食品に含まれていますので、摂取量を抑えることに一苦労しますよね。

 

今回解説した対策をすれば、今までよりも脂質を抑えることがより簡単になるはずです。

 

 

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